案件施策として配信しているメルマガで、クリック率やコンバージョン率の改善が話題に上がり、いくつか改善案を実施いたしました。
その際共有させて頂きました記事についてご紹介いたします。
『メルマガのクリック率をグッと上げる4つの方法』
https://makefri.jp/mail/6762/
今一度メルマガ配信の目的を明確にする
メルマガは、既に持っているリストへのプッシュ型施策になりますので、配信側本位な内容になりやすい所があると感じています。
配信するには情報やコンテンツ、キャンペーンなどが必要になるため、デザイナー以外から内容が上がってくる事も多いです。
メールタイトル(開封)、本文(クリック)、ランディング先(コンバージョン)の間でギャップが発生しやすく、そのギャップ発生個所がボトルネックになるのではないでしょうか。
最終形を作るデザイナーとしては、そういったギャップを無くしていくべく、上記記事の様なポイントを踏まえて、作成前の構成段階(ワイヤー)から意見を出す様にしてみると良いのかなと思います。
重要なのは「ユーザが得られるもの」「ユーザにして欲しい事」を明確にする事
上記記事では、メルマガのクリック率改善に必要なポイントを4つ挙げられていますが、個人的には2,4の「ユーザに何をしてほしいのか」「ユーザが得るものは何か」をはっきりさせて作ることが重要と考えています。
例えば、持っている送信先リスト全員に向かって全員向けの内容を投げるメルマガは、内容が広く浅くなりますので、リーチする層も同様になります。コンバージョンは自然とマイクロコンバージョンとなり、何かを申し込む様なものは設定しない方が正しい事になります。
よりハードルの高いコンバージョンを狙う場合は、それに合わせたコアな情報を用意し、配信するユーザも絞り込んで、踏み込んだ表現や見せ方にする事を考える必要があるかもしれない、という事です。
ただ手元にあるコンテンツを全員に配信して、成果が出ない!と頭を抱えるのではなく、「ユーザが得られるもの」「ユーザにして欲しい事」が何なのかを作成前に考える。そうして確度を高めていく事が重要なのだと思います。